統合失調症について
かなりデリケートな話題になるかもしれないですが、鬱や認知症と並んで、結構私の中のモヤモヤをなんとかしたいテーマとしてはかなり上の方にある疾患。
この領域に触れないままでは自分でない気がします。
ということで。
約120人に1人の割合で発病し、人種や土地柄を問わず世界中で見られる病気。
機序や好発年齢、症状などはここでは省きますが。
早期治療と適切な治療により、現在では以前とはかなり状況も異なり、学業、仕事などへの社会復帰やそれに至る行政のサポートなどもかなり充実しているようです。
専門のサイトもあるようです。
詳しくはどうぞそちらを参照ください。
本日は、抗精神薬の作用や副作用についてネットなどから簡単にまとめた内容のアウトプットです。
抗精神薬の3つの作用
1️⃣幻覚、妄想、自我症状などの改善(抗精神薬作用)
2️⃣不安、不眠、興奮、衝動性を軽減(鎮痛催眠作用)
3️⃣感情や意欲の障害などの陰性症状の改善を目指す精神賦活作用
再発予防のためにも、維持療法といって、症状が落ち着いても、薬を服用し続けることがとても大切。
抗精神薬は重い副作用が少ないといわれ、以前から用いられていた定型抗精神病薬に比べて、最近用いられ始めた非定型精神病薬はより副作用も少ないとか、、、
(以前とか、最近とか、比較的とかボンヤリした表現を多用しますが、、、)
そんな中、薬の副作用として、出るかもね、って可能性のある症状について、もともとの症状ってどんな感じなのかを、ざっくりと一部まとめてみました。
(あくまで、自分のメモ用にWikipediaさんなどからの一部抜粋ですが。)
まだまだ、ホルモンや他の疾患、症状名など、分からないワードがあり、日本語がスルンと入ってきません。
この種の薬には、次のような副作用がでるかもしれないとのこと。特定の薬品名をググッて調べたものではなく、身体に現れる症状からの逆引きです。
1️⃣アカシジア
錐体外路症状による静座不能の症状。
ドーパミンD2受容体拮抗作用を持っている抗精神病薬による副作用として出現することがある。アカシジアは、神経伝達物質のノルアドレナリンの濃度増加によることが発見された。ノルアドレナリンは攻撃、覚醒を制御する機序に関している。
症状はむずむず脚症候群と同じ症状である。主な症状は、座ったままでいられない、じっとしていられない、下肢のむずむず感の自覚症状であり、下肢の絶え間ない動き、足踏み、姿勢の頻繁な変更、目的のはっきりしない徘徊(タシキネジア)などが特徴である。また心拍数の増加、息切れ、不安、いらいら感、不穏感等も見られる。アカシジアに伴って、焦燥、不安、不眠などの精神症状が出ることもある。
アカシジアは主に抗精神病薬の副作用として現れるため、元来の精神疾患に伴う治療抵抗性の精神症状や不安発作と誤診されやすい。長期的に適切な処置がされないままで悪化し、自傷行為や自殺に繋がる可能性もある。
アカシジアによる異常行動は、自己判断での薬の増量または中止によって悪化する恐れがある。
2️⃣パーキンソン症状
パーキンソン病について
パーキンソンは手の震え・動作や歩行の困難など、運動障害を示す、進行性の神経変性疾患。
進行すると自力歩行も困難となり、車椅子や寝たきりになる場合がある。
40歳以上の中高年の発症が多く、特に65歳以上の割合が高い。
錐体外路症状を呈し、アルツハイマー病と並んで頻度の高い神経変性疾患と考えられている。日本では難病(特定疾患)に指定されている。本症以外の変性疾患などによりパーキンソン様症状が見られるものをパーキンソン症候群と呼ぶ。
⭐️パーキンソン病の4大症状
「振戦(ふるえる)」「固縮(かたい)」「寡動・無動(おそい)」「姿勢反射障害(ころびやすい)」
3️⃣ジスキネジア
神経学的症候のひとつであり、不随意運動の一種。
もともとは運動障害、運動異常という意味で、異なる疾患にあらわれる症候であり、その原因によって区別されている。
ハロペリドールなどの抗精神病薬を長期服用している患者におきるものは遅発性ジスキネジアまたは口ジスキネジーと呼び、口唇をもぐもぐさせたり舌のねじれや前後左右への動きや歯を食いしばったりすることが見られる。
パーキンソン病患者にみられるジスキネジアは痙性の強い、四肢や頭部の舞踏様の運動であることがより一般的であり、通常レボドパによる治療を開始して数年後に現れる。
4️⃣ジストニア
中枢神経系の障害による不随意で持続的な筋収縮にかかわる運動障害と姿勢異常の総称。
脳の大脳基底核、視床、小脳、大脳皮質などの活動が過剰になる異常が原因とされる運動異常症の症候名である。
20世紀の一時期は精神疾患として誤った認識がされていた。
発症原因から下記に分類される。
後天性のものとしては、非遺伝性の原因が判明しているものとして、出産時脳外傷、感染症、薬物、中毒、血管障害、腫瘍、脳外傷、心因性、抗精神薬投与に伴う遅発性ジストニアなどがあるようです。
よいお医者さんは、沢山薬を出すところではなく、症状に合わせて、個別にお薬合わせをしてくれるところがよいようですね。
様々な精神症状を抑えるための薬が、また新たな症状に繋がることもある。
なんにせよ、専門医による早期治療と継続治療が肝なようです。
色々疾患など、学べば学ぶほど、健康の大切さ、疾患そのものについて、知らなかったことが分かるのはよいのですが、自分の身体のほんの少しの変化に過敏になり過ぎないように注意したい今日この頃です。
睡眠は大事🌖