獨り慎む
乃木将軍の人生の信条だそうです。

常に反省すること
邪道に入らないこと
心身ともに慎み、誠の人となること
行動の上に天分を発揮し奉仕すること
他人に迷惑をかけないこと

今のコロナ下の厳しい情勢、なんだか、少しだけ、戦争中の雰囲気を彷彿とさせる、、、
んじゃないか、、、なんて思うんです。

私は戦争を経験してないし、歴史も不勉強なので、不謹慎に思われるかもしれませんが、、、

欲しがりません、勝つまでは、みたいな、皆んな我慢してるから、従わない人は、社会的制裁を与えてやろう、、、みたいな雰囲気を方々から感じてしまうんです。

自粛警察だってあちこちに、、、

行政の政策がどうとかいいたい訳ではないのですが、なかなか、強制力のないお願いベースの指示とかって、受けた側の聞く耳貸す、貸さない、貸せないとか、全体的に統制するのって、皆んな事情が様々で難しいな、、、って。

コロナ不況で、バッタバッタ益々経営悪化でこれまで以上に、今後何年かけて戻るかどうか分からない酷い事態に、、、
日本が。世界が。

今は言論の自由がありますから、皆んな色んな立場で、意見を言えます。でも果たして本当にそうでしょうか?場の空気読んで、自分の立ち位置考えたら、敢えて自分が後々不利になりかねないような発言する人います? 

今日び、辛抱、我慢、忍耐、、、という意味では、戦時中の雰囲気と、少し似通ってるように思えるんです。

今ここで戦争の勝ったや負けたや、是々非々論をする訳ではないのですが、第二次大戦当時の陸軍の乃木大将の言葉に触れる機会があったので、引用しました。

この言葉も、今のコロナ下をウィルスと人類の『戦い』とするなら、何か通じるところがあるのでは、と思うんです。

乃木将軍のエピソードとしては、大変貧しい家庭に育ち、病弱で子供の頃は、周りの子供らに泣き虫とディスられ、厳しい親のしつけや、家の手伝い、勉学、武術の鍛錬など多くの艱難辛苦があっての大将であったと、、、

だからこそ、人の心に響く言動や、多くの人を率いたり、束ねたりの強いリーダーシップを発揮されたのでしょう、、、

しかも、幼少期にお母様の不注意といいますか、片目を完全に失明されていた、、、、、

乃木将軍のような方は、現代いらっしゃるのか?といえば、分からないですし、当時の国民の皆様方も厳しい戦火を耐え抜いたり、食べ物がなくて草の根を齧るような生活や、命からがら親戚を頼って疎開したり、何一つ当時の日本人が耐え忍んだ同じことを、現代の我々ができるとは思いません。

ただ、多くの方々が不況や何らかの影響で、自ら命を絶つ、そんな厳しい情勢だからこそ、大将の言葉や、明治維新や、戦国時代など、歴史に名を残す方々の言葉が改めて響くのではないか、と、、、

2021/1/11