間もなくテイクオフ
18年間、見守ってきた。
仕事にかまけて、同居している義母さんに養育押し付けて、同姓の後輩ちゃん達の決して見本にはならないような、そんな後ろめたさを感じながらやって来ていたので、とても自分が育てましたと胸を張っていえたもんじゃない。
横から、やいのやいの口を出していた存在。ダメ出したり、正論でねじ伏せたり、話もろくに聞かずに決めつけたり、、、
それまでの既成観念でゆったら、母親像より、父親像に近かったかもしれない、、、
私見です。全て。このブログ内の何もかもが。
いや今はそんなジェンダー役割なんて考え方そのものが邪魔をしてるんだよ、ってな時代だから私の頭はガチガチに古いんでしょう。
何故なら、昭和の亭主関白で、自宅では傍若無人な役を演じる父に、口答えできない従順な役割を演じる母に育てられたからかな、、、
心のどこかに、男性から低く扱われることに対するコンプレックスを感じながら、その場をうまく収めるために、落とし所を探したり、今流行りの「弁え」をベースに、色々抑圧してきた気持ちがあったんだろうと思う。
とりあえず、最後は(旅立ちの前の)華々しさはなかったけど、女性がフルで働く背中だけは長年見せてきたつもりの息子を、世に放つ時がついにきました。
世代一つかけました。これから社会に出る女性達の何らかの心の壁となるような価値観は持ってないはずです。
代わりに、今の時代、また違う形のハードルが幾つもあるでしょうが、、、昔からあるのも込み込みで。
私は男性だろうと、女性だろうと、後輩ちゃん達に自分ができることがあるなら、サポートしていきたいと思ってます。今も昔も。
でも気付きも学びも、基本、誰かに言われたり、強制されて人は変わるもんじゃない、、、
私は貴方(貴女)から多くを学びました。
逆はどうですか?
いい意味でも。
悪い意味でも、、、
何か私に出会って、変わるきっかけには、なりましたか?
私は自分の役割を果たせていない、、、そんな気持ちで2年前、一旦積み上げてきた過去をリセットしました、、、
お城の石垣を見るにつけ、考え抜かれた配置や大小様々な石のそれぞれの役割に思いを馳せます。
今でも、家族は、私が学校に行くことを、お仕事に行く、と言い間違える。
その都度、『仕事はしてません。ニートですが、何か?』と自虐的に答えるようにしている。
とりあえず後一年勉強しながら、エネルギー充填します。