『百花』
菅田将暉さん、原田美枝子さんが出てる映画を観てきました。
母が認知症になる話。
若い時と役者さん違うの?って位メイク技術すごかった。
ほぼ役者さんの演技でもってる印象でしたが、地味ながらストーリーが精緻に作り込まれてなかなかなワンダーランドへ誘われました。
そして、息子捨てちゃうダメ母、常に誰かにすがってないとダメダメなダメ女、そんな女に誰がしたダメ教授、ネグレストあり、職場内や友人の不倫話あり、極め付け阪神淡路大震災ドカーンでまた息子思い出し帰ってくるダメ母。息子にさえ誰と間違えてるんだ?とばかりしなだれかかるダメ母。ダメな要素ばかり。そこが妙にリアルで考えさせられる。
自分だってダメダメなところあるよねぇ、沢山、、、刺さる。
これみて、刺さらない人はきっと、自分の能力以上に自分を過信してるダメな人だと思うわ。
母の日記にどんな秘密が書いてあってんだろう、、、吐くほどの、、、
AC公共広告機構の怖いCMより怖い、リアルなヒューマンドラマでした。
そしてAIの使い方がよい。実によい。今にマッチしてる、、、
じわじわじわじわ。正直映画見終わったときは、え?これでお終い?な感じで周りのお客様もちょっと拍子抜けな会話が聞こえてきました。
だかしかし、、、
おいおい、そんなら一体何を求めてここに足運んだ?と逆に問いたい。
人間のドラマってそんなもんでしょ、、、十分波瀾万丈だ。
備えなければっ❗️