上善如水
聞き齧りシリーズ

心を整えるために、今これを書いています

中国の昔の人は良いこと言うねぇ
老子さん、、、
「上善如水」という言葉、少し前に一度心に触れた気がする
一周回ってまたこんにちわ、です。

以下、借り物です

“水”に「最上の善」というものがある
最上の善とは、争いを避けて生きること。
「人よりも上に行こう」
「人を蹴り落としてでも上を目指そう」

そんな時代にあって、老子は、
「人と争わず、常に低いところに留まりなさい。まるで水のように」
 
老子の基本的なスタンスは「競争しない」ということ。
 
老子によれば、水のように「争わず、低きところに留まる」生き方こそ
堅く強いものに打ち勝つことができる秘訣なのだとか。
弱さに徹した水の性質を変えさせるものはない、
だからこそ、水に勝るものはないのだと言います。←

雨が水脈を作り川となり海に流れて、また、雨が降る、低いとこに留まるっていっても、1箇所に淀んでるわけではなく、形を変えて循環している。

水は全ての恵み、自然の営みであると同時に自然災害を引き起こす脅威的存在。

形を変えてしなやかに、無理に抗わずただ高いところから低いところに流れるだけ、ただそれだけ、絶えず形を変えて、そこに在るもの。

水のように生きていきたい
時に穏やかに、柔軟に形を変えて、着色されたり汚れが混ざっても、やがて濾過されたらまた、真水にもなる
植物は水なしに生きられない
動物も
時に波風立って荒ぶることもある
滝壺みたいに激しく混ざり合ってシェイクされるときもある

まだよくわからない概念で、無意識は全て繋がってる、って言われてるけど、水に例えるとなんだか腑に落ちる

一人一人は、雨水のしずくみたいなものなんじゃないか

とりあえず、噴出するような愚痴を垂れ流しても、聞き流しながらありのまま受け止めてくれる海のような存在

ぐちぐちした悩みも、宇宙とか海とか果てしなく広いものに思いを馳せるとなんだか楽になれる。


2022/12/15