『鉄の肺』から
福祉用具専門相談員講習初日。
先日、介護職員初任者研修課程で学んだ内容の振り返り作業。


『ノーマライゼーション』〜戦後、デンマーク🇩🇰で、知的障害者施設の処遇改善から始まり『どのような障害があろうと一般の市民と同等の生活と権利が保障されなくてはならない。』と提唱、1959年法制化され、その後、スウェーデン🇸🇪で8つの原理が定義つけられ、世界中に広がっていったアレ。

以上、前置きです。

『ノーマライゼーション』の説明のくだりで、先生が、また別の話をされました。

『この機械知ってる?』見たことない。社会の本で見たかもしれない。いや、絶対ない。何かの拷問の装置にしか見えませんよ、、、鉄の鎧?みたいな。

『ポリオで、神経にダメージを受けた患者さんに外圧かけて肺に空気を送るための装置です。高齢者の方は、オムツもこの中で変えます。』

『今もですかっ‼️』(そんな訳ない...)

『この治療中の方の中から、非常に頭の賢い方がいらして、バークレー大学(カリフォルニア大学バークレー校)に、実際行かれた方がいて、普通の生活がしたい、とノーマライゼーションの動きが広がって行きました。』

後ほどぐぐると、13歳でポリオに罹患、四肢麻痺となり鉄の肺に入りながら、大学院まで出たのち、同校で教鞭をとり、その後、車椅子、人工呼吸器を携えながら、カリフォルニア州リハビリテーション局長、国際障害研究所所長など様々な活動をされた伝説の方、エド・ロバーツさんの話。

彼の非常に印象的なお言葉の引用で、締めさせていただきます。

『自分を好きにならなければ、ひとも好きになってくれないよ』


2019/12/13