T.O.T.E.モデルと『為せば成る』
『為せば成る...』
江戸時代後期、厳しい財政を立て直した米沢藩主上杉鷹山が家臣に説いたとされる句。(今の山形県)
日本の企業のトップの偉いさんが大好きな座右の銘。
かつてのアメリカ大統領(ケネディ元大統領や、クリントン元大統領)も、日本の政治家の大好きな人として名が上がる鷹山先生。
意味は、、、分かりますね?
『上杉家文書』には、
【生せは生る 成さねは生らぬ 何事も 生らぬは人の 生さぬ生けり】
という歌も残されているとか。
ルーツは、武田信玄の
【為せば成る 為さねば成らぬ 成る業を 成らぬと捨つる 人のはかなさ】
からとか。
その元は、中国の儒教の教えの四書五経の中の書経から。
【弗盧胡獲、弗為胡成】
読み〜
慮(おもんばか)らずんば胡(なん)ぞ獲(え)ん、為さずんば胡ぞ成らん
意味〜
思慮深くなければ、どうして成果をあげることができるだろうか、いや、何ごとも成果をあげることはできない。断固として実行しなければ、どうして目的を達成するることができようか、できるはずはない。
長い前置きは、さておき。
先日学ばせていただきましたNLP(神経言語プログラム)という実践的な心理学に、T.O.T.E.モデルというのがあり、何か通じるものを感じます。
ざっくりいうと、まず、目標を定めて、
T(テスト〜現状とゴールのギャップを検証)
O(オペレイト、操作〜実行)
T(テスト〜確認、検証)
E(イグジット〜上手くいけば離脱)
で、ゴールに到達する。
NLPの考え方では、失敗という前提がなくて、あるのはフィードバックのみ。上手くいかなければ、別の方法で。
目標達成が、なされなければ、そのやり方に執着せずに、その方法を手放して、次のやり方を検討。
兎に角、頭使いながらやろうぜ‼️
って前向きな感じが、『為せば成る』に似てるなあ、と。
🌖個人的見解ですが、出口マーク、なんか安心しませんか。
暗い中、道を照らして導いてくれてるっていうか🙏