脚下照顧
禅宗の教えに、脚下照顧という言葉があります。お寺さんの下足場に掲示されてるのを、見たことがあるかもしれません。
他人の批判をする前に、自分の過去の言動を見つめ直してよく考えるべきであるという自己反省の教え。
または、身近なことこそ気をつけるべきという戒め。
茶道、少林寺拳法とか、道のつく場所でも、よく使われるという言葉。
小学校かどこかのお手洗いの前の壁に、この言葉が、貼ってあって、『おっ』と怯む一瞬。
きちっと揃えなきゃ、ですね。足下のスリッパ。
かなりだらしない部分がある私ですが、何故か、出先の体育施設とかのお手洗いでは、きちっとお手洗いの履き物は、揃えます。
(自宅で揃え始めたのは、お恥ずかしながら、最近です。)
多分、それは、大概は、胴着着て、帯締める前後なので、なんとなくシャンとせなあかん、て意識が働くんでしょうね。
(久々に運動して、地球の重力に逆らってしまいました、、、)
ネクタイ締めたり、制服に身を通したらピシッとする感じですか。
少年野球でも、部活でも、強いチームは、絶対に、荷物、シューズ、ヘルメット、バットなどの用具が、ビシッと当たり前に、揃っています。
試合の前から、勝敗は見るも明らかです。
細かなところに、厳しくしつけが行き届いてるチームは、日頃からも余念ない練習してるはず、、、多分。絶対。
じゃあ、厳しさだけで、チームは上手く回るのか、、、
複雑なんですね、、、
厳し過ぎてもだめ、甘すぎてもだめ
仲間内でチャプチャプし過ぎてもだめ
共通の敵作って、団結し過ぎてもだめ
大事なことは、皆んな中学の部活で学んだ気がします。
思春期のうちに悩み、考え、患い、逃避し、ストレス耐性をつける。
若いときの苦労はかってでもしろ、って昔の人は、よくゆったものです。
🌖年とっても、今日が一番若い、と最期の瞬間まで、言い続けたいです😌
写真のお寺は天王寺の一心寺というお寺さんで、叔父叔母が眠る場所です。タイトルには、全く関係ないですが私にとってのパワースポットです。