みんなちがって、みんないいんだってば
金子 みすゞ(かねこ みすず、1903年(明治36年)4月11日 - 1930年(昭和5年)3月10日)は、大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した日本の童謡詩人。本名、金子 テル(かねこ テル)。(Wikipediaから)
介護系のレポート作成のため、テキスト読んでたら、人間の多様性について謳われた詩が目に止まりました。
『わたしと小鳥と鈴と』
わたしが両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴はわたしのように、
たくさんなうたは知らないよ。
鈴と、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。
この方、ご主人と離婚、娘さんと引き離され26歳の若さで服毒自殺されるという数奇な運命を辿られます。儚い。
🌖みんなちがって、みんないい、、、、