認知症(じゃない編)①
認知症、、、
山が高い。
案の定まとめきれませんが、これは?というポイントをアウトプット。

【「わかっていない」ようにみえるから認知症の一種にみえる症状】

⭐️失語症
脳血管障害や脳腫瘍などの病気、事故による頭部外傷などで、脳の言語野に損傷を受け、一度獲得した言語能力をうまく使えない、話したり理解する能力が損なわれる。コミュニケーションが困難、話す、聞く、読む、書くなどに障害が現れる。

⭐️失行症
運動機能そのものが障害されたわけでなく、麻痺でなく、失調でもなく、無動でも不随意運動でもない、動作と行為の障害。
手足は動かせるのに、意図した動作ができない症状。

失行の種類には、
①構成失行
積木やパズルなどを操作できない。
②観念失行・観念運動失行
歯ブラシは、歯を磨くものと答えられるのに、使い方が分からない。
お茶っ葉、急須、コップでうまく、お茶が入れられずに、順番がバラバラになる。
③着衣失行
服がうまく着られない。衣類を使いこなせない。
④肢節運動失行
本がめくれない。ボタンがけができない。
⑤歩行失行
足が床から離れず、一歩が出ない。

などがある。

⭐️失認症
感覚障害、認知症、意識障害ではないのに、一定の感覚路を介して知覚された対象が何かを認知できない。次のようなものに分類される。

①視覚失認
視力や視野は保たれているのに、物を見ても、何かわからず使い方もわからない。
触ればわかる。主に後頭葉の障害のときにみられる。

②聴覚失認
聴力が保たれているのに、語音の区別ができない、環境音の知覚・認知ができない。多くは両側側頭葉の障害で起こる。
筆談が有効。

③触覚失認
物に触っても、何かわからないが、目で見たら認知できる。左右いずれかの側頭葉の病変により起こる。

④相貌失認
家族、親類、知人の顔を見ても、誰かわからない。喜怒哀楽の表情を見ても、どのような意味かわからない。

⑤身体失認
頭頂葉下部の病気による。両側性と片側に現れる場合がある。
手指の識別ができない、左右がわからない。
左半身を無視したり、左片麻痺があっても認知できない(病態失認)などの症状がある。

そのほか、
視空間失認〜絵を描く場合、視空間の半側の対象を無視する
色彩失認〜色覚に異常がないのに物の色の名前が言えない
同時失認〜一定の状況を描いた絵を見ても、全体の意味を理解できない
などの症状がある。

🌕認知症じゃない、、、

👉上記のような症状が出たから、イコール全てが認知症ではないです、というニュアンスです。

認知症でも、失語、失行、失認などはあります🙏

まだまだ、修行中、、、
2020/2/25