頭の中の地図
言語障害の種類による分類

脳のミニチュアを作ろうかと思いましたが無理なので、絵を描いてみました。

【①失語症】
言語獲得後に、疾病や事故により脳の言語野に損傷を受けることによってもたらされる言語シンボルの理解と形成能力の障害ー脳血管障害、頭部外傷、脳炎、脳腫瘍など
①ブローカ
聴覚的な理解は比較的良好にもかかわらず自分の思いを発語できない
②ウェルニッケ
発語は流暢だが、聴覚的な理解ができない

【②構音障害】
①機能的
器質的疾患がないにもかかわらず、構音の発達に異常（置換／省略／ゆがみ／付加）や遅れがある
②器質的
口腔の形や大きさのゆがみ、口唇、軟口蓋、舌、咽頭などの構音機関に障害がある
③運動障害性
疾病や事故により、構音をつかさどる脳の機能に障害を受ける

【音声障害】
アデノイドの増殖、ポリープやがんなどの器質的な原因、心理的な要因、模倣、声変わりなどの機能的な原因によって、声の高さ、大きさ、質などが、年齢や性別にふさわしくない状況

【流暢性の障害】
早口症、吃音、あがり症などによって言葉がつかえる、最初の音をくりかえす、滑らかに話せないなどの状況

【言語発達遅滞】
言葉の発達が全体的にかなり遅れている状態
①知的障害
二次的障害で、言葉の発達の遅れ／構音障害／吃音
②脳性麻痺
言葉の発達の遅れ／構音障害／音声の問題／リズムの異常／摂食・嚥下の問題
③情緒障害
場面緘黙などが顕著な例
④自閉症
言葉の発達の遅れ／オウム返し／独語／抑揚の問題／語用に関する問題など
⑤聴覚障害
二次的障害で、構音障害／音声の問題／言葉の発達の遅れ
⑥特異的
言語のみが特異的に遅れている

反撃開始、、、
2020/3/11