基本のキとは、何かということ
頭の整理用にMINDNODEというマインドマップアプリを使ってみました。
添付の表は『看護roo!』というサイトから引用したものです。
救急現場で、3-3-9度方式というのを聞いたことがあります。JCSです。
意識障害レベルを客観的に数値化、見える化した表が使われています。
世界の標準ではGCS、これとJCSが併用されている現場や、JCSを発展させてのECSという評価もあります。
どれも、人の意識障害のレベルを表していますが、カバーできる範囲や視点、角度が違う、、、
一から学ぶ者としては、覚える表は少ない方がいい、、、が本音です。
でも現実は、考案された背景、時代、考案された権威ある方々、現場での使われ方、様々な思いや必要性があっての叡智の塊、魂の結晶、、、だから、どれも大事、、、なんですね。
以前から3-3-9度について書きたいとずっと思っていました。やっとこの日が来ました。→絶対大したことは、言いませんが、、、
⭐️どんな現場や業界、コミュニティでも、これを抑えなきゃという、基本的な信念やルールや共通認識みたいなのが、いくつかあって、そこを踏まえておかないと、まずお話にならないって。
専門用語は共通言語というか、合言葉のように、それを知ってる前提で事は進んでいくから、どんな世界でも、基礎知識っていうのは大切で、、、
今いる、今ある中で、今やっていることは、何のためにやっているのか、例え綺麗事でも、自分がなんのために、どこに向いて進んでいるのか、は指標として大切。
基本のキの根っこの部分。
⭐️エマージェンシーとかけまして、緊急時に、何かを伝えようとするとき、普段からどれだけ意識していても、いざやると、ぐだぐだになります。
誰もそんな人はいないでしょうが、常に緊急事に備えて、やること、ゆうことをマニュアル化して、それを見ながら落ち着いてことに当たることがベターです。
信号停止した前の車の運転手が寝落ちして倒れてるんじゃ、と119番したり、スポーツ中メンバーが倒れ119番したり、自分が車擦って110番したり、車がエンジンかからなくてJAFに自分の居場所を説明するのに、15分以上居場所を説明するのに、一文字ずつ説明して、それでも通じなかったぐだぐだ感、、、
一人世帯の、ご高齢の方に限らず、電話の前に、自分の住所氏名生年月日、緊急時の連絡先なんて掲示してたりは必要なことだと思います。
⭐️3-3-9度は、救急でよく使われる用語ですが、その世界で、担当者が使っている用語や表現を理解して、どんな情報を求めているか、何に優先順位を置いているのか、それに自分から寄せて話をすることで、相手との会話がスムーズに進んでいくのではないか、ということ。
『息はあるようですが、よく、わかりません、意識の有無は分かりません、怖くてよう近づけません』
でもこれ、とても難しい事なんです。
せめて通報してくれただけでも、とても
真似できた行為じゃない、、、
⭐️マニュアルやスタンダードてのは、行動をシステム化する上で、客観的で人が変われど同じサービスが提供できる、とても必要なことだけれど、全てのケースに当てはまる訳ではないので、かたや『じゃない』ケースを常に念頭に置いておくことも大事かな、と。
例えば、JCSは、意識障害でも、脳ヘルニアなどの症状を見極めるためだったりします。(それだけじゃないですが。)
頭部に傷害を受け、周りが話しかけても回答がない場合、意識障害としてとらえるか、別のなんらかの障害で、そもそもその時発生したアクシデント以前から、言葉が話せなかった場合、誤った判断に流れる可能性があります。
レアなケースばかり想定して生きていくのはエコではない、、、でも、思い込みや先入観、決め付けの怖さだけは、時折自分自身フィードバックして誤りがあれば、リカバリできるうちに修正しないといけない、、、
自分のミスは認めたくない、修正なんてできない、、、これが、人間のサガの一つだと思っています。例え指摘されても、認めたくない。なんなら、自分の記憶だって都合よく書き換えてしまう。
そんなとき、自分の行いを正しく修正できるのは、自分の良心の他には、自分が大切にしているメンターの存在であったり(この際ヨーダとかでも、二次元でもルフィでもいいんです)、そもそも何のためにこれをやっていたのか、誰の為にやっているのか、という原点に立ち戻ることなのかな、、、と。
将来、誤った道に進んだらお互いに注意しあおう、と話をした先輩とは今でも親しくさせていただいています。
その後出会った方々とも。
これから出会う方々とも。
明日から猛烈忙しく、更新頻度も落ちますが、たまに呟きますので、また覗いてください😌